京都の魅力は、歴史ある街並みだけではありません。路地裏に隠れた素敵なカフェもその魅力の一つです。今回は、地元民も絶賛する隠れ家カフェ9選をご紹介します。
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この記事の目次
cafe marble 仏光寺店
cafe marble 仏光寺店は、京都の中心地に位置する魅力的な町家カフェです。
2007年にオープンしたこのカフェは、築120年の町家をリノベーションしており、伝統的な日本の美しさと現代的なデザインが見事に融合しています。
訪れる人々は、落ち着いた雰囲気の中でリラックスしながら、素晴らしい食事やスイーツを楽しむことができます。
店内に入ると、アンティーク家具や独特なインテリアが目を引きます。
特に、坪庭や吹き抜けのある土間空間は、訪れる人々に心地よい開放感を与え、まるで時が止まったかのような静けさを感じさせます。また、壁に描かれた可愛らしいクマのキャラクターは、cafe marbleのトレードマークとして、多くの人に親しまれています。
メニューは多彩で、特に自家製のキッシュやタルトが人気です。
季節の野菜を使った料理や、自家製果実酒もあり、どれも素材にこだわった美味しい料理が楽しめます。
友人とのおしゃべりや、デート、さらには一人でのんびりと過ごすのにもぴったりの場所です。
https://www.cafe-marble.com/shop/bukkoji
営業情報
営業時間: 11:00 – 21:00（※日曜日は20:00まで）
定休日: 毎月最終水曜日
住所: 京都市下京区仏光寺通高倉東入ル西前町378
電話: 075-634-6033
交通アクセス
最寄り駅: 阪急京都線「烏丸駅」から徒歩約10分
バス: 市バス「四条烏丸」停留所から徒歩約5分
喫茶 狐菴（北大路）
喫茶 狐菴（きっさこあん）は、京都市北区にある趣のある和風カフェです。この静かな佇まいのお店は、和菓子と日本酒、そして珈琲を楽しめる独特な空間として知られています。
店内は落ち着いた雰囲気で、伝統的な和の要素とモダンなデザインが見事に融合しています。
老舗和菓子店「嘯月」と「聚洸」の生菓子を提供しています。
日曜日以外は完全予約制で、これらの上質な和菓子を楽しむことができます。
また日曜日には、店主自ら焼く「そば粉天然たい焼き」が人気メニューとなっています。
和菓子だけでなく、店主が厳選した日本酒や丁寧に淹れられる珈琲とのペアリングも楽しめます。
また、抹茶も用意されており、和の文化を五感で味わえる空間となっています。
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260503/26029944
営業情報
営業時間：15:00～23:00（L.O. 21:00）
定休日：月曜日、火曜日
交通アクセス
最寄り駅：地下鉄烏丸線「北大路駅」から徒歩約12分
バス：市バス「大徳寺前」停留所より徒歩約7分
茶房 居雨
「茶房 居雨」は、京都の錦市場近くにある築130年の京町家を改装した工藝店「KYO AMAHARE」の奥庭にある隠れ家的な茶房です。2024年春にオープンしたこの茶房は、雨をテーマにした独特の空間デザインが特徴的です。
店内に入ると、天井から水盤に落ちる水滴が雨音のように響き、ほの暗い照明と相まって、まるでアート作品の中にいるような没入感を味わえます。この空間は、福岡の茶酒房「万yorozu」の茶司・德淵卓氏が監修しており、本格的な煎茶や抹茶を立礼式のお点前で楽しむことができます。
お茶に合わせて提供される和菓子は、有名パティスリーで経験を積んだ福井「昆布屋孫兵衛」17代目の昆布智成氏が手掛けています。洋菓子のエッセンスを取り入れた新しい和菓子は、伝統と革新が融合した独創的な味わいを楽しめます。
https://kyo.amahare.jp/sabo_kyo
営業情報
営業時間：11:00～19:00（不定期で月2回19:00～23:00の夜営業あり）
定休日：水曜日
席数：10席
交通アクセス
最寄り駅：地下鉄烏丸線「四条駅」から徒歩約5分
バス：市バス「四条烏丸」停留所から徒歩約3分
「茶房 居雨」は、京都の伝統と現代的なデザインが融合した空間で、五感で日本の茶文化を体験できる特別な場所です。予約がおすすめですので、訪問の際は事前に確認することをお勧めします。
フランソア喫茶室
フランソア喫茶室は、1934年に創業した京都・四条河原町にある老舗喫茶店です。豪華客船をイメージした優雅な店内には、モナ・リザなどの名画の複製が飾られ、クラシック音楽が流れる落ち着いた雰囲気が特徴です。
創業者の立野正一氏は、戦時中の言論統制が厳しくなる中で、反戦や前衛的な芸術を議論する場としてフランソアを提供しようとしました。
当時、先鋭な論調で知られた『土曜新聞』なども、ここで手に入れることができたといいます。
フランソアには、藤田嗣治、宇野重吉、桑原武夫といった著名人も通っていたとされ、京都の昭和史を語る上で欠かせない存在となっています。
現在も、その歴史的な雰囲気を保ちながら、多くの人々に愛され続けています。
営業情報
営業時間: 10:00〜22:00 (ラストオーダー フード類20:00、ドリンク&ケーキ21:30)
定休日: 無休 (12月31日、元旦、1月2日は休業)
交通アクセス
住所: 〒600-8019 京都市下京区西木屋町通四条下ル船頭町184
最寄り駅: 阪急京都線「河原町駅」から徒歩約5分
バス: 市バス「四条河原町」下車すぐ
フランソア喫茶室は、現金のみの取り扱いで予約は受け付けていません。また、全室禁煙で未就学児の入店や携帯電話での通話、パソコンの長時間利用はできません。
混雑時には利用時間が2時間程度に制限される場合もあるそうです。
京都を訪れた際には、歴史ある空間で優雅なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
Vermillion – cafe.（伏見稲荷大社近く）
Vermillion – cafe.は、京都の伏見稲荷大社のすぐそばにある、オーストラリア・メルボルンの雰囲気を取り入れたカフェです。
店名の「Vermillion」は朱色を意味し、伏見稲荷大社の千本鳥居をモチーフにしています。
2016年にオープンした2号店で、1号店の「Vermillion espresso bar & info.」は2013年に開店しました。このカフェは、オーストラリアに長く住んでいた木村美和さん・茂生さんご夫妻が、夫の地元である京都に戻って開業しました。
外国人観光客に特に人気があり、店内では様々な言語が飛び交う国際的な雰囲気を楽しむことができます。
Vermillion – cafe.の最大の魅力は、八嶋ヶ池を見渡せる素晴らしいテラス席です。
緑に囲まれたこの景色は、旅の疲れを癒すのに最適です。
メニューは、日本食に飽きた外国人観光客向けに、メルボルンのカフェスタイルを取り入れたプレートメニューやオープンサンドが人気です。
また、このカフェは単なる飲食店ではなく、コーヒー、文化、コミュニケーションを大切にする場所として運営されています。
経験豊富なバリスタが淹れる地元焙煎のエスプレッソベースのコーヒーは特に評判が高く、スタッフは英語と日本語のバイリンガルで、地元の観光スポットや京都旅行のプランニングについてアドバイスも提供しています。
https://www.vermillioncafe.com
営業情報
営業時間は11:00から19:00まで。不定期で月2回、19:00から23:00までの夜営業も行っています。定休日は水曜日です。座席数は10席となっています。
交通アクセス
JR稲荷駅から徒歩約6分。京阪本線伏見稲荷駅からも徒歩圏内です。伏見稲荷大社の参拝後に立ち寄るのに便利な位置にあります。Vermillion – cafe.は、伝統的な京都の雰囲気とオーストラリアのカフェ文化が融合した独特の空間で、観光客だけでなく地元の人々にも愛される場所となっています。
温 – ONN –
「温 -ONN-」は、京都河原町にある新しい甘味処です。2023年11月16日にオープンしたこの店舗は、築100年以上の京町家を改装して作られました。店名の「温」には、温かさや優しさを表現する意味が込められています。
店内は、伝統的な京町家の雰囲気を活かしながら、モダンな要素を取り入れた落ち着いた空間となっています。13席という小規模な店舗ですが、それゆえに静かでゆったりとした時間を過ごすことができます。
メニューの特徴は、毎朝作られる新鮮な和菓子です。
季節に合わせた和菓子が楽しめ、特に「集真藍（あづまあい）」という和菓子が人気です。
また、2024年8月からはかき氷の提供も始まり、フワフワに削れる専用マシンを使用した本格的なかき氷を楽しむことができます。支払い方法は多様で、現金以外にもクレジットカード、電子マネー、QRコード決済など、様々な方法に対応しています。全席禁煙で、チャージ料もないため、気軽に立ち寄れる雰囲気です。
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26040439
営業情報
営業時間は変動する可能性があるため、来店前に確認が必要
予約不可
予算の目安は1,000円～1,999円
交通アクセス
阪急「京都河原町駅」9番出口から徒歩約6分
京都河原町駅から404m
「温 -ONN-」は、京都の伝統と現代的なサービスが融合した、新しい形の甘味処として注目を集めています。京都観光の合間に、ホッと一息つける隠れ家的な存在として、地元の人々や観光客に愛されています。
喫茶 上ル
「喫茶 上る」は、京都の中心部、四条通に面した場所にある昭和レトロな雰囲気が漂う喫茶店です。1969年の創業以来、地元の人々や観光客に愛され続けてきました。店名の「上ル」は、京都の通りの呼び方に由来しており、四条通を東に向かって上がっていく位置にあることを示しています。
店内に一歩足を踏み入れると、時間が止まったかのような懐かしい雰囲気が漂います。木製のカウンターと椅子、年季の入った照明器具、そして壁に飾られた古い写真や絵画が、訪れる人を昭和の時代にタイムスリップさせてくれます。メニューは昔ながらの喫茶店の定番が揃っています。
特に人気なのは、厚切りトーストとゆで卵のセット「モーニング」です。
また、昔ながらの製法で作られるクリームソーダは、その美しい色合いと懐かしい味わいで多くのファンを持っています。
コーヒーは一杯一杯丁寧にドリップされ、深い味わいを楽しむことができます。「喫茶 上る」は単なる飲食店ではなく、京都の文化と歴史を感じられる空間として、多くの人々に愛されています。
ゆったりとした時間の流れの中で、昔ながらの喫茶文化を体験できる貴重な場所となっています。
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26024409
営業情報
営業時間：7:00〜19:00
定休日：水曜日
席数：カウンター6席、テーブル20席
交通アクセス
阪急京都線「烏丸駅」から徒歩5分
京都市営地下鉄烏丸線「四条駅」から徒歩3分
市バス「四条烏丸」停留所から徒歩1分
「喫茶 上ル」は、京都観光の合間に立ち寄るのにぴったりの場所です。昔ながらの喫茶店の雰囲気を楽しみながら、ホッと一息つける隠れ家的な存在として、地元の人々や観光客に親しまれています。
京都チーズケーキ博物館
京都チーズケーキ博物館は、JR二条駅近くの静かな住宅街の路地裏に佇む、ユニークなチーズケーキ専門店です。
2022年10月にオープンして以来、多くの人々を魅了し続けています。
この店舗は、西陣に工房を持つ熟成チーズケーキ専門店「至極紫紺ノ果（しごくしこんのはて）」がプロデュースしたテイクアウト専門店です。
古い町家を改装した店内には、こだわり抜いたバリエーション豊富なチーズケーキが、日本庭園の枯山水をイメージしてディスプレイされています。
店内に入ると、和室だったスペースに砂利が敷き詰められ、石庭のような空間が広がります。
靴を脱がずに砂利の上を歩くという斬新な演出は、訪れる人々に不思議な感覚をもたらします。チーズケーキは、バスク、テリーヌ、ベイクド、スフレなど、様々な種類が用意されています。
素材にもこだわり、フランス、イタリア、日本（北海道）の厳選されたチーズをブレンドして作られています。全てのケーキがグルテンフリーであることも特徴の一つです。
https://www.instagram.com/chi__________._____haku/?igsh=MTZiNGc2bjJueHExcQ%3D%3D&utm_source=qr
営業情報
完全予約制（営業日2日前の正午以降に予約受付サイトで要確認）
定休日：火曜日・水曜日
交通アクセス
JR二条駅から徒歩約4分
京都市営地下鉄東西線二条駅3番出口から徒歩4分
GOOD TIME COFFEE
GOOD TIME COFFEEは、京都の東山区にある人気のコーヒーショップです。2016年にオープンして以来、地元の人々や観光客から愛され続けています。
店内は、シンプルでモダンな雰囲気が漂い、木材を多用した温かみのある内装が特徴です。大きな窓からは自然光が差し込み、明るく開放的な空間を演出しています。カウンター席やテーブル席があり、一人でも気軽に利用できる雰囲気です。
GOOD TIME COFFEEの最大の魅力は、その名の通り、高品質なコーヒーです。店主自らが厳選した豆を使用し、一杯一杯丁寧にハンドドリップで淹れています。エスプレッソベースのドリンクも人気で、ラテアートも美しいと評判です。
メニューには、コーヒー以外にも軽食やスイーツが用意されています。特に、モーニングセットは地元の人々にも人気があり、トーストやサンドイッチなどがコーヒーとセットで楽しめます。また、季節限定のドリンクやデザートも提供されており、リピーターを飽きさせない工夫が感じられます。
店主とスタッフの親切な対応も、このカフェの魅力の一つです。コーヒーに関する質問にも丁寧に答えてくれるため、コーヒー愛好家にとっても学びの多い場所となっています。
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260203/26026441
営業情報
営業時間：8:00〜19:00
定休日：不定休
交通アクセス
京阪本線「祇園四条駅」から徒歩約10分
阪急京都線「河原町駅」から徒歩約15分
京都市営地下鉄東西線「東山駅」から徒歩約10分
GOOD TIME COFFEEは、その名の通り、良質なコーヒーと心地よい時間を過ごせる場所として、多くの人々に愛されています。京都観光の合間に立ち寄るのはもちろん、地元の人々の日常的な憩いの場としても機能しており、京都のカフェ文化の一翼を担っています。コーヒー好きの方はもちろん、ゆったりとした時間を過ごしたい方にもおすすめのスポットです。
